ラズベリーパイにはUSBが付いてますので、ここにUSBタイプの無線LAN機器を接続することでvolumioをアクセスポイント化(親機)することができます。
ただし、機器によってはドライバの関係から親機として使えないものもありますので、ネットで検索するなどして動作の報告が取れているものの購入をおすすめします。
ここではWN-G300UAを使って説明していきます。


 

設定方法

ラズベリーパイにUSB無線LAN、有線LANケーブルを接続し電源を入れたのちVolumioにSSHで接続します。

接続方法がわからない場合は「SSHでの接続方法」をご覧ください。

sk10

下記コマンドでアップデードと必要なパッケージ類をインストールします。

コマンド入力方法がわからない場合は「コマンドの入力方法」をご覧ください。
VolumioにSSHで接続の際、ユーザー名:root、パスフレーズ:volumioで入っている場合は「sudo」は入力しても、しなくてもコマンドは実行されます。

途中[Y/n]と聞かれますが、キーボードの「y」を押して[ENTERキー]します。

とコマンドして一度再起動しておきます。

再起動が完了したら、VolumioとSSHで接続し、

とコマンドしてnanoエディタで設定ファイルを開きます。

nanoエディタでの使い方がわからない場合は「nanoエディタの使い方」をご覧ください。

 
初期はこのようになっていると思います。
pic377

全部消して、下記に書き換えます。
pic394

上記をコピペする場合は、枠右上のコピーマークをクリックするとコピーしやすいと思います。

編集が終わったらキーボードの「Ctrl」+「X」からエンタキーの一連の流れで上書き保存してnanoエディタから出ます。

とコマンドしてDHCPサーバーをインストールします。

途中[Y/n]と聞かれますが、「y」を押して[ENTERキー]します。

インストール中に赤字で「FAIL」となにやら気になる文字が現れますが気にせず次へ行ってください。

インストールが完了したら設定を行います。

この画面になると思います。
pic379

カーソルキーで下へ進むと

option domain-name “example.org”;
option domain-name-servers ns1.example.org, ns2.example.org;

と書かれている2行があるので、
pic379ar

このように、この2行の頭に「#」をつけます。

#option domain-name “example.org”;
#option domain-name-servers ns1.example.org, ns2.example.org;
pic380ar

「#」をつけ終わったらさらに下に進みます。

#authoritative;
と書いてある行があるので、
pic381ar

このように、この行の「#」を消します。
authoritative;
pic382ar

「#」を消し終わったら一番下まで下がります。
pic383

下記を追加します。

書き込むとこのような感じになると思います。
pic384

書き込んだら、「Ctrl」+「X」から、「Y」でエンターの一連の流れで上書きして出ます。

もう一つファイルを開いて設定を行います。

とコマンドすると最終行に INTERFACES=”” という行があるので
pic385ar

このINTERFACES=””の”と”の間にwlan0と加えます。

INTERFACES=”wlan0″

※このHPのフォントの関係からO(英語のオー)に見えますが、半角数字のゼロですので注意してください。

このようなこんな感じになります。
pic386ar

書き込んだら、「Ctrl」+「X」から、「Y」でエンターの一連の流れで上書きして出ます。

次にアクセスポイント化するためのソフトをインストールします。

途中[Y/n]と聞かれますが、「y」を押してエンターします。

インストールが終わると次に設定を行います。

何もかかれてないと思うので
pic387

下記をコピペします。

このようになると思います。
pic395

ここでアクセスポイントの名前は「volumioAP」、パスワードは「raspberry」になってます。

アクセスポイント名、パスワードを別のものに変えたい場合は
ssid=volumioAP のvolumioAPとなっている部分を変えるとアクセスポイントの名前がかわります。
wpa_passphrase=raspberry のraspberryとなっている部分を変えるとパスワードが変わります。
このパス「wpa_passphrase」ですが、volumioにするとなぜかUSB無線LANが認識しなくなり、繋がらなくなったので raspberry にしました。原因は不明です。

 
編集が完了したら「Ctrl」+「X」から、「Y」でエンターの一連の流れで上書きして出ます。

もう一つ設定します。

この画面になり、
#DAEMON_CONF=””
という行があるので
pic389ar

この行の頭の「#」をはずして、
“と”の間に

と加えます。

DAEMON_CONF=”/etc/hostapd/hostapd.conf”

このような感じになります。
pic390ar

最終行に「#DAEMON_OPTS=””」と似たものがありますが、 これではなく中段にある「#DAEMON_CONF=””」ですので間違えないでください。

編集が終わったら「Ctrl」+「X」から、「Y」でエンターの一連の流れで上書きして出ます。

もう一つ設定をします。

とコマンドして少し下がると
#net.ipv4.ip_forward=1
と書かれた行があるので
pic391ar

この行の頭の「#」をはずして、
net.ipv4.ip_forward=1
とします。
pic392ar

外したら「Ctrl」+「X」から、「Y」でエンターの一連の流れで上書きして出ます。

次に

とコマンドして、

とコマンドして「1」と現れることを確認してください。
pic396ar

続けてコマンドを4つ入力します。

次に今回使用するこのUSB無線LAN(WN-G300UA)はhostapdが標準でドライバを持っていないためドライバを入れます。

ここからは一気にコマンドが続きます。

makeには少し時間がかかると思いますが、気長にまってください。

終わったら

と続けてコマンドしてください。

最後に再起動のコマンドが入ってますので再起動されると思います。

各種ソフトはvolumioの起動時に立ち上がるように設定してますので、この再起動が終わるとアクセスポイントは稼働した状態になってますが、動作確認をしたいので下記をコマンドします。

緑字で「ok」と出れば正常に動作動作しています。
pic393

さらに

とコマンドすると画面が変わり英語がダラダラ流れると思います。

USB無線LANは青いLEDが点滅してると思います。

この画面から「Ctrl」+「Z」で出て、スマホからアクセスポイントを覗いてみて下さい。

iPhoneから確認すると「volumioAP」という名前のアクセスポイントが現れると思います。

pic399

接続は「volumioAP」を選んでパスワード(raspberry)を入れると繋がると思います。


 

省電力モードをOFFにする

WN-G300UAの場合、しばらく接続がないと省電力モードに入り接続できない時がありますのでこの省電力モードをOFFにします。

とコマンドを入力し、nanoエディタでファイルを開けます。

何も書かれていないファイルが開かれると思うので

とコマンドして追記します。
pic397

追記が完了したら完了したら「Ctrl」+「X」から、「Y」、エンターキーの一連の流れで上書きして出ます。

とコマンドして再起動をかけます。

再起動後

とコマンドして、0が現れたら省電力モードはOFFです。1とでたらONになってます。
pic398ar

TeraTermを閉じて全て終了です。